【9月19日】
寒かった朝。
起きてすぐにアムの部屋へ行く。
アムの近くに体を寄せて撫でてあげた。
痩せた体をさするのも可哀想な部分を確認するようで辛いけど、アムの体温を感じながら優しく撫でる、声を掛けながら。
「ムーっ」
小さな小さなか細い鳴き声。
エサは無理だろうなと思った。
でも、お水を口元まで持っていったらペロペロと飲んでくれた。
昨日もこの水ペロで感じたけど、アムもしかしたら喉に違和感があるのかもしれないなって思った。
水を飲むにも少しずつだし、確認しながら飲んでる気がした。
固形のエサを食べても飲み込みにくかったりするから途中でやめてしまうのかな、とか、そんなこと思った。
首も下げて飲めなくなってる気がする。
喉にも転移してしまってるのかな・・・
夕方帰宅後、アムの部屋へ真っ先に向かう。
日中エサは食べてない、水も飲んでなさそう。
トイレは2回した様子。
エサを何種類か与えてみたけどやっぱり今日も拒否。
でも水を口元に持っていったらペロペロと飲んでくれた。
・・・飲んでくれることは嬉しいんだけど、とっても悲しい。
水しか飲めなくなってしまってるのかと思うと本当に可哀想で可哀想で。
それでも一生懸命ペロペロと飲んでる姿を見ると、命の水に見えてきて涙が溢れそうになる。
寝る前。
暗い部屋の中でアムをさする。
「アムーっ」
すると、「ムゥー」と細くて小さな鳴き声。
本当なら抱きしめてアムと一緒に寝てあげたいけどね。
そういう寝方をアムが生まれたときからしてたわけじゃないからそれは難しいことなんだけど、残り僅かと思われる日々であるなら、傍で寝てあげたい気持ちでいっぱい。
(ダメだ、今日は涙ぐんでしまう)
【9月20日】
朝。アムー!と声を掛けると小さなムゥーという鳴き返事。
なでなでしてあげて、調子を確認。
少しだけちゅーる食べてくれたけど、食べたうちに入らない量。
お水はコクコク飲んでくれたけど…
夜も同じ感じ。
【9月21日】
朝。アムー!と声を掛けてムゥーの鳴き声返し。
隅に居たので私が潜り込んでアムに近づいて、優しくなでなで。
頭を押さえながら、頬を沢山撫でてあげて…
そこから暫くして私が立ち上がり、トイレ掃除を始めようとしたら、
アムが頑張って歩いて私の方に近寄ってきた。
あー、もしかしてエサ食べれるのかな?
ちゅーるを2本きっちり食べてくれた( ;∀;)
ほんっとお腹すいてたんだね!
食べれる体調になって良かったよ!
またいつ食べれなくなるか分からないから、食べれるとき沢山食べてほしいな!