※とても長い日記になります
5月14日、朝。
アムが一人でいる部屋の、隣部屋で私たちは寝ています。
正直、私もずっと眠れていませんが、これはどうしたって仕方がないこと。
アムを想う気持ちはどうしようもないです。
午前5時30分。
アムの部屋を静かに覗きにいくと、目をパッチリ開いて籠の中から私を見てくれました。
「アム、おはよー」
昨夜見た籠の中の位置は変わってたので、寝返りをしたのは確認できたけど、
私たちが起きてきたらその籠の中から出てくるかもしれない、そう思いましたが、
アムはもう、動けない様子でした。
主人が、指に栄養剤餌を乗せてアムの鼻と口へゆっくり持ってきましたが、舐めてはくれず。
栄養補給の猫用牛乳を指に付けて鼻と口へゆっくり近付けましたが、舐めてはくれず。
アムは、覚悟を決めてしまったのかな・・・
私たちはそう感じました。
アムはどちらかというと、母親っこ。
なので朝は母親にも部屋に入ってきてもらって、挨拶をしてもらいました。
「アム!おはよ!」
すると、アムは小さい声で「ニャー」と鳴きました。
アム、母親大好きだもんね。うん。
(私たち夫婦には鳴かなかったケド)
待ってたんだな、嬉しいんだな、そう思いました。
しかし、私たち夫婦も母親も、このあと仕事。
母親は午後1時には帰宅するものの、やっぱりアムを1人きりにするのは寂しい気もしますが、
あとはチーに任せて・・・私たちはそれぞれ仕事に向かいました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(あれ? アム?!)
午後1時過ぎ。
母親が帰宅。
アムは目をしっかり開けて籠の中で横になってたそう。
位置は朝と変わらないからやっぱり動いてないんだなとは思ったけど、
母親はダメもとで、アムの口元までカリカリを5粒ほど近づけたら・・・
…
………
…………… 食べた!!
(えっ?!)
そして、ムクッと起きて階段を降りてトイレがある部屋へと歩いて行ったそうwww
しかも足取りは割りとしっかりしてたようで、よろめくとかフラフラ歩く感じではなかったとのこと。
(ま、マジ?!)
そして、小粒のウンチとオシッコを済ませ、また階段を上り、元居た籠の中に入ったそうな。
母親から電話でこの様子を聞きました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
このあと、主人と私が帰宅してから、もう一度カリカリをあげようとしたら、
そのシャカシャカ♪する袋の音に反応して、アムが籠の中から出てくるではありませんか!
これは!?
(私は主人と顔を見合わせます)
午後6時。
私たちはアムを病院へ連れて行くことにしました。
先生から言われてた通り、点滴とステロイドを注射してもらうことに。
本当は、もう動かないから病院行くのも厳しいかな、と判断していたこの日の朝だったけど、こんなにエサに反応するんだもの、もう迷いはありません。
アムの強い気持ちを尊重して、しっかり受け止めて、
すぐ隣だけど高速使って病院行きました!!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
これから3日おきに病院へ行って点滴とステロイドを注射してもらうことに。
やっぱり点滴と注射して帰ってくると凄く楽なんでしょうね、
可愛いお目目が更にパッチリして、動くのも少し楽そうに見えます。
2日ぶりにエサを食べてくれた喜びと、動いてくれた喜び・・・
これからはもっとアムと向き合って、アムの気持ちを第一にして進んでいきたい、ホントそう思いました。
こうだからこうなる、という一つの情報もいざという時の心の準備にはなりますが、やっぱり猫も、猫それぞれなんですよね。
アムから教えられた気がします。
5月15日(今日)
今日は朝からエサを食べ、昼もエサを食べ、夜はエサを食べたあとにトイレもオシッコとウンチ両方しました。
目もパッチリしています。
ホント、一昨日までの具合悪そうな表情がウソのようです。
今日は一日を通して体も楽だったんでしょうね、とっても嬉しいです。
またいつどうなるかは分からないけれど、その日、その時のアムの体調の変化に合わせながら最後まで見守っていきたいと思います。
(※元気なときのアムです)
・・・今日は長文でした。
最後まで読んでくださってありがとうございます。