猫とたまこ。

猫、ねこ、ネコ。

アム旅立つ。そして有難うございました。

 

10月12日 午後6時20分

 

最後は、小さい声ながらも力強い鳴き声で「ムゥー」と鳴き、

大きく息を3回して、

静かに、静かに、苦しまず亡くなりました。

 

 


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 これまで気にかけていただいた方々、

Twitterからいらしていただいてる方々、

本当にありがとうございました。

アムも、心優しい皆さんに気にかけてもらえて幸せだったと思います。

 

 

 

とにかく頑張りましたよね、アム。

ここまで頑張り屋さんで我慢強い子だとは思いませんでした。

今は、最後の鳴き声が「ありがとう」だったのか、

「まだ生きたかったよ」だったのか、

「寂しいよ」だったのか、

それはわからないけれど・・・

 

でも、ちゃんと私たちが見守る中で、アムは安心して逝ってくれたと思います。

 

 

 


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リンパ腫(ハイレベル)の疑いと診断され、あと1ヵ月ですねと言われてからまる5ヵ月頑張りました。

 

最後の1ヵ月は後ろ両足に麻痺がきてしまって歩くのも困難だったけど、最後まで自分の足で歩いてトイレまで行き、亡くなる30分前までおしっこを自分で済ませた律儀な子でした。

 

 


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主人の実家で生まれた子で、姉のチーとは母親が同じ兄弟なんですが、

正義感は強いんだけど、ビビりで超人見知りな性格のアムでした(笑)

誰か他の人が家に来ると真っ先に逃げてしまう、家のインターホンが鳴っただけで身構えてしまうような、そんな子でした。

 

私たちの家に来たのは生後1ヶ月あたりのころ。一緒に生まれた兄弟と比べて一回り小さい子だったんだけど、どうやらエサを食べる兄弟の競争に負けながら育ったようで(ちなみに実家は外飼い)、病院に連れていくと「うーん、この子は栄養失調だねー」そう言われたアムでした。

 

でも、我が家に来てからは競争なくしっかり食べれたので、あっという間に大きくなり、体重は4歳で6kgまで(ちょっとおデブ気味)にまで成長したアムでした。

 


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 今日、午前10時に火葬してきたんですが・・・

 

実は昨夜、亡くなってから5時間経っても体の硬直が始まらず、温かいままでした。

保冷剤はつけていたんですが、それ以外のところはまだ温かかったんです。

なので、本当に死んじゃったのか、ただ眠ってるだけじゃないのかと、何度も確認したりしてしまいました。

 

そして朝アムの体を触ってみたら、本当に硬くなっていたので、ようやく現実を理解することができた感じです。

 



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火葬から帰ってから、部屋には沢山の写真を飾りました。

大きく引き伸ばした写真もあります。

 

 


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 アムは天国に行っちゃったけど、我が家にはずっと居るはずです。

見えないだけで、今もその辺をチーと一緒に走り回って、エサを物色してるはず(笑)

 

 

 

 

アム。ありがとね。

私たちもすっごく幸せだったよ。

そしてこれからも私たちが生きている限りはずっとずっと一緒だからね。

 

 

 

 

 

追記。

「アム記録」をずーっと続けてきましたが、読んでくださってた方々本当にありがとうございました。

日記というより記録で書いてた部分もあったので、何度も同じことが書かれていた日もあったと思います。

アムも頑張り記録を読んでもらえて嬉しかったと思います。