猫とたまこ。

猫、ねこ、ネコ。

友人の透析。②

(※前回の続き)

(※このシリーズは一部フィクションです)

 

 

彼女との付き合いは、今から14年前。

とある場所で顔馴染みになったことから仲良くなって、休みの日は二人でランチしたり買い物に出掛けたり、

そういえば二人でお揃いの洋服を買ったこともあったな・・・

それぐらい仲が良かった。

 

因みに歳は彼女が一回り上。

私が落ち着いてるのか、彼女が合わせてくれてるのか、ほとんど歳の差を感じることなく来たのだけど、

今思えばそう思ってたのは私だけで、本当はその考えが失礼に当たってたこともあったんじゃないかと反省することもある。

 

それは私が今、実際に12歳下の子と接してみて、へっ!小生意気めっ!と思うことがあったからね(笑)

 

・・・まぁ、私も小生意気だったろうなぁと。

私だったら、こんな対等に喋る子、嫌かもな。(笑)

そう思ったりもする。

 

 

 

 

彼女が私に初めて自分の病状と病歴を話してきたのは、知り合ってそう間もない頃だったと思う。

 

短期間で一気に仲良くなったのもあったし、私も自分のことは割りと赤裸々に話してたから、彼女も同じように心を許していたんだろうな。

 

 

 

彼女は40歳のときに子宮がんになり全摘出している。

そして47歳のときに肺がんになり、手術。

20代の頃から患っていた膠原病と共に現在に至る。

私が聞いているのはこれら。

 

サラッと書いてしまったけど、凄く、凄いこと。

でも、彼女の日常からはそういった患っている様子を一切見たことがない。

全然元気で、明るくて、愚痴も言うし、怒ったりするし、泣いたりするし、全然特別なことでもなく、全部が普通。

だからなのかな、ときどき私が忘れて思わぬ失態をしてしまうこともあって。

 

あれは10年前くらいの夏だった。

とある会場でふざけ合ってた私たち。

お酒も入っていたのでテンションはお互いに上がっていた。

そんなとき、私は彼女のTシャツをなぜか正面からペロッと捲り上げてふざけてしまった。

すると、めくったそこには彼女の手術した傷跡がハッキリ見えて・・・

「あっ・・・ご、ごめんなさいっ」

思わず出たのがそれだった。

ごめん、というのもなんだか更に傷付けているような気もしたんだけど、

とにかく謝った。

 

手術した跡とはいえ、彼女の全部のことを思い出した。

そのときの彼女の顔は今でも覚えてる。

完全に苦笑いだった・・・

 

 

(③へ続く)

 

 

 

 

 

 

キリリと冷えたビル。
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そういえば、今年は手袋まだしてないかも。

とはいえ普段が殆ど車移動だからだけど、それでも外を歩くときは毎年手袋してたんたけどね。

 

明日は、大寒だね。

これからが冬本番。